中学で英語を学ぶときに気をつけてほしいこと

英語については以下のような順序での日常学習を勧めています。

1. 教科書を見ながら、本文の日本語訳を言えるようにする。

まずは読んで意味がわかることが一番。

2. 教科書を見ながら正確に音読できるようにし、スラスラいえるまで繰り返す。

音読して耳と口に刷り込んだ英語は一生の財産となります。
同時通訳の神様と呼ばれている國弘正雄氏は中学校の英語の教科書を500回~1000回音読したそうです。
500回とは言いませんが最低30回は音読してください。

また試験では英単語のアクセント、発音が問われます。
できる限り見本の音声のモノマネをするよう心がけましょう。
とはいってもモノマネの精度は個人差があるので、苦手な発音は塾や学校の先生にアドバイスをもらいましょう。
教科書本文の英単語はすべて正確に発音できるようにしましょう。

3. 教科書の日本語訳を見ながら、本文を音読できるようにする。

教科書を見ながらの音読と交互にすると良いでしょう。
スラスラ言えるかどうか、a, the, to, of, in, at など、弱く発音される語を抜かしていないか注意しましょう。

4. 教科書の日本語訳を見ながら、本文を書けるようにする。

カンペキにできるまで何回も繰り返してください。書いてみると意外と抜けが見つかります。

5. 本文中で新たに登場した文法事項についての問題を解く。

間違えた問題は復習して次回は解けるようにしましょう。
復習は問題を解くことそのものより遥かに大事です。

6. 教科書の本文以外の英単語や慣用表現を覚えていきます。

一通り済んだら次のユニットに進んで、また1番からやり直します。