もっとも大事なこと
必ず自分で勉強すること!
塾・夏期講習だけでは勉強量、勉強時間が足りません!
何をやるか?
おすすめは各教科の薄い問題集を完璧にすることと、英語リスニングの勉強
・薄い問題集は各科目の最も重要なことが詰まっている。これは何回も繰り返して完璧にする。
・答えは直接書き込まない方がよい。別のノートや紙に解く。
科目別に注意すること(英・数)
英語
文法
入試で直接問われることは少ないが、英語全体の基礎であり重要。
1,2年の復習の問題集を完璧にする。迷いなく全問正解できるまで繰り返す。最低5週は解きたい。
長文
今の時期は問題を解くことよりも英文を「きちんと読む」ことが一番大事。
分からない単語・熟語・文はノートにまとめて毎日復習するとよい。
リスニング
教科書の音源・単語帳のCDを繰り返し聴く。
CD全体を繰り返すのではなく、1曲単位で飽きるほど繰り返す。
聞き流しは効果なし。はじめのうちは必ず英文を見ながら聴きましょう。
おすすめの学習順序は以下の通り。
1.英文を見ながら聴く
2.意味の分からない単語、文法事項を調べる
3.英文を見ながら、音声を聞きながら一緒に音読
4.英文を見ずに音声を聞きながら音読
5.音声と同じように発音できるようになるまで繰り返す
気に入ったものは暗唱できるまで練習するといい。
ただし暗唱が目的ではなく、何度も繰り返し聞いて音読した結果、自然に暗唱できるようになるのがよい。
リスニングの勉強は机でする必要はない。
数学
基本は1,2年の復習の問題集を完璧にする。
計算問題
計算ミスで間違えたのか、もしくは計算規則を理解していなくて間違えたのかの区別をしよう。
計算規則を理解していなかったのならその規則はその場で覚えること。
計算ミスの場合は深く反省してほしい。受験でなによりも意識してほしいのは計算ミスを0にすること。
今の時期は時間をかけてもいいので必ず1問ごとに見直しする!
分数の通分や符合のミスなどを連発している人は考えを改めて見直し力をつけないと今後一生苦労する。
解答欄には100%自信のあるもののみを記入する癖をつけよう。
証明問題
理屈がわかることと、満足のいく解答が書けることは別にである。
理屈がわかるためには自分で納得いくまで考えることが大事。これには通常かなり時間がかかるのでめげないように。
たとえ1問に1時間かかっても、妥協せずに理解すること。
きちんとした解答を書くには数学的な言葉遣いを習得しなければならない。これには模範解答の書き写し・暗記が有効。
三角形の合同条件や平行四辺形になるための条件、偶数の表し方などは覚えていないと、そもそも証明問題を解く土俵に上がれないので注意。